わたくし、これから暴れます。in Russia


ロシア留学生の日常
by glbee

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あれまあれまといううちに、真っ白になりました。
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10月に降るとは聞いていたが、いよいよ冬の到来を感じるぜ。

そして、来週スキーしに行くぜ。

そして、今風邪をひいているぜ。
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by glbee | 2010-10-29 21:14 |

日本経済。 ソフトパワーは侮れぬ。 マネージングとマーケティング

俺は思うが、不景気だ不景気だと騒いでいても、
日本製品はとてもなく根強い。

街には、トヨタ、ホンダ、マツダ、日産、スズキと至る所で日本車が行き交い、
道角を曲がれば、スシという看板が目に飛び込んでくる。
電子機器は日本産だし、パソコンも東芝を使ってるやつが多い。

1ドルが80円ギリギリの状況でこれである。
確かに、しばらくは様々な企業が赤字になるのはどうしようもないのだろうが、
日本製品の価値は世界的に普遍なんじゃないだろうか。
あとは、マネージメントとマーケティングの問題であるような気がする。


その中でも、ソフトパワーは日本経済を誘引するんではないかと、俺は思った。

こないだ、ジェーナ(ロシア人女子)と話していると、驚いた。
彼女はワンピースが大好きらしい。
しかも、その知識が半端じゃない。
俺はついていけなかった。

日本の漫画が好きな、ロシア人は彼女だけじゃなく他にもいたるところにいる。
半居候人のユージンは、けいおん好きのオタクだし、
ガールズハンターのアントンは、デトロイトメタルシティーが好きだ。
日本人だと言うと、「~は知ってるか?」とか「俺マジで~が好きなんだよ。」とか
漫画やアニメの名前を口にされる。
彼らの方が詳しいんじゃないかと思うくらいである。

しかし、いくら彼らが日本語ができようと、完全に翻訳されたものを手に取ろうと、
その理解には限界がある。

ワンピースのゾロの必殺技で「オニギリ」というのがあるらしい。
漢字では「鬼斬り」だろう。恐らく。(間違ってたらごめん)
そして、どこかのシーンでその進化系?「ヤキオニギリ」を彼は披露したらしい。
俺らは、それを聞いて「焼きおにぎり」をイメージし、笑う。
「鬼斬り」と「おにぎり」を、“焼き”という言葉でかけたすばらしいアイディアだ。
しかし、彼らには何がなんだか分からない。
なぜならば、「鬼斬り」も「おにぎり」も「焼きおにぎり」も、知らないしイメージできないからだ。

確かに、その都度注釈をつけて、おにぎり=rice ball、とでも説明すればいいじゃないかと思うかもしれない。
しかし、それでは、そのシーンの瞬間、その時々で、笑うことができないし、楽しむことができない。


漫画一つとっても、それを十分に楽しませるためには、文化そのものの輸出が必要ということだ。


オタクを始め、漫画やアニメが好きな連中のいいところは、自分の好きなことには目がないところだ。
彼らは貪欲で、自分がより楽しむために、いろんな情報を吸収していく。
彼らは、焼きおにぎりを食ってみたいはずだ。

じゃあ、焼きおにぎりの冷凍製品を、輸出すればいいじゃんってそんな簡単な話じゃない。
需要はある。チャンスもある。問題なのはマーケティングとマネージングだ。
冷凍焼きおにぎりを輸出しても、それがどのような消費者をターゲットにしたものなのか、
どのようにその人たちに情報を流すのか、どのように販売すればいいのか、
ということを考えないと、冷凍焼きおにぎりは、冷凍され一度も焼かれることなく、ゴミとなるだけだ。

また、それを機に売れたとしても、それは一時的なものに過ぎないだろう。
その商品を一般的に定着させるには、更に幅広い消費者に売れるものにしなくてはいけない。
現地生産でコストを押さえるのか、ブランド化して利益を得るのか、
現地人の好みにに合わせた味にするのか、日本の味を維持するのか、

それらを考えないと、売れるものも売れない。


ロシアだけでなく、世界には日本製品に対して、確かな信頼と需要がある。
そしてそれらを牽引するのは、意外にもソフトパワーかもしれない。
それを、感じ取って、うまくそこに応えていけるかが、これからの日本経済には重要だと思う。
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by glbee | 2010-10-26 11:49 |

異教徒のおどり

クラブに行きました。
ロシア人の友達アントンに誘われて、二人でガールズハントに行くことに。
結果から言うと、残念だったが、なかなか楽しい夜だった。

ロシアのクラブは、というかどこのクラブでもそうだと思うんだけど、
死ぬほどうるさい。
それ故、お互いに話し合うときは耳元で怒鳴りあうという、とてつもなく“デリケート”な状況が生まれる。
もはや、飲むしかない。
俺はウォッカを飲み干し、いざなわれるままにダンスホールへ。

まず、目の前で大音量で流れてくる音楽に、目眩がする。
そして、うなるビートに体が震え、ボーっと突っ立ってると、至る所から狙ったかのごとく足を踏まれまくる。
つまり、気にせず踊れ!ということだ。

しょうがねー、踊ったろーじゃねーか!
と踊ること5分。
盛り上がってきた。

流れに乗り踊っていた俺は
いい感じだ、と思った。
・・・が、矢先
9時の方向から100キロ超えの巨漢が体当たりしてきた!

は?
と思い、こっちも体当たりをかます。
すると今度は6時の方向から体当たりを食らう。
何を!と俺も3時の方向にぶち当たる。
すると不思議なことに、12時と8時の方向から体当たりされる。

・・・ぬうぉー
と四方八方にタックルをかましまくる俺。
期待にこたえるように、返ってくるタックル。

素面からしたら、未曾有の地獄絵図だろう。
100キロを超えるいい年のおっさんが、満員電車並みの人ごみの中で、互いにタックルし合ってるのだ。
おっさん連中と押し競饅頭ほどムサイものはない。
しかし、これが楽しいのだから仕方がないだろう!

曲のサビが来るたびに、タックルしまくる俺。
タックルしてくるおっさんたち。
そして、タックルされた勢いでそのまま逆方向へタックルするという奥義を身につけた俺は、
1時間ほど踊っていた。

汗をかきまくって、死ぬほど疲れて帰ってきた俺に、
アントンが一言。
「お前にここ教えないほうがよかったかな。笑」
なんて粋な奴だろうか。

アントン曰く、このタックル踊りは“スクラム”というらしい。ロシアの踊りなんだと。
もはや踊りといっていいのか謎だが、俺は虜になった。
次のクラブでも、漏れなく披露(疲労?)したぜ。

・・・まったく。
これだからロシアってやつは面白い。
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by glbee | 2010-10-23 12:55 |

もはや・・・

どのように形容すべきだろうか。
もはや、うざいというしかない。

こっちに来て早々、ロシア人の友達ユージンができた。
とにかく人懐っこい奴で、俺の部屋に来ては、ワインだの、クソ甘ったるいタルトだのを手土産に置いていく。
最初のうちこそ良かったものを、ここ最近は週4日きやがる。

しかもそのうち3日は、
「宿ってもいいですか?」
とわけの分からん日本語を使って、宿泊を要求する。

しかも、その都度、ブリンというクレープを作るといっては、
3時間かけてキッチンに立てこもり、俺の部屋に皆をよんで、
パーティーを開きやがる。

俺の部屋は、その都度お菓子のカスやら、ワインのビンやらで荒れきった惨状と化す。
嵐のような男だ。
オタクのくせしやがって。

しかも、これがいい奴だから、マジでむかつく。
「oh fuck!, чорт, カスは消えろ!」
と言ってやりたいが、じっとこらえる日々が続いている。

という今現在も、俺の後ろでゲラゲラ笑ってやがる。
今1時だぞ。
しかも俺はさっき起こされた。
「今日と明日、あなたのところ宿ります。」
とか宣言されたら・・・
もはや・・・
うざい。クソうぜーぞ、こいつ。

誰か、うざいという言葉以上に、俺のこの心に湧くどす黒い感情を形容してくれないか。
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by glbee | 2010-10-22 06:38 |

言葉と文化

ロシア語を勉強してて思うが、言語とは不思議なものだ。
日常で何気なく使っている言葉の裏には、それぞれの文化、歴史が隠れてる。

当たり前だと言うかもしれないが、
日本語と英語を知っているだけじゃ、ここまで好奇心湧くことはないだろう。

例えば、「行く」。
英語 go
ロシア語 идти、ехать、ходить、ездить

英語と日本語には1つしかない「行く」でも、
ロシア語には4つの「行く」がある。

идти (片道、徒歩で)行く
ехать (片道、乗り物で)行く
ходить (往復、徒歩で)行く
ездить (往復、乗り物で)行く

その他にも事細かに意味があるが、大まかに言うとこんな感じだ。
ちなみにcomeではない。それはまた違う単語がいろいろある。
またидти、ходитьはwalkとも言えるが、もっと広義だ。
そして他に漠然と「行く」といった単語はない。
やはり、4つの「行く」である。

不思議だ・・・
まず、なぜ徒歩と乗り物という区別をつける背景になったのか。
ここからは俺の推測だが、

ロシアは昔から、有り余る土地を抱えていた。
また、冬は知っての通りクソ寒い。
人々の住み分けによって、移動手段、移動距離が異なっていただろう。
つまり、金持ちは馬車に乗って、一般民は徒歩で移動したと推測される。
これは別に、ロシアに限った話しではないが、
この国の地理的状況から、その違いの意味する事がことのほか重要だったのではないだろうか。
馬車に乗って移動するならば、凍え死ぬことはない。また、長い距離移動できる。
しかし、徒歩では、少しの距離しか動くことができないし、途中で凍死してもおかしくない。
つまり、「移動する」という意味が階層によって異なったのではないだろうか。
そして、実際に貴族たち金持ちが使う「行く」と、一般民たちが使う「行く」は、単語そのものが違っていたかもしれない。

片道と往復についても、
広大な土地での移動が、すぐに帰ることのできる移動か、またはそうでないものかによって区別されたのかもしれない。
一旦動いたら、なかなか帰ってこれない、そんな状況は容易に想像できる。

これは、あくまで俺の勝手な推測で、このことに関しては恐らく学者が研究し尽くしていることだろう。
だから、全然的外れなことを言ってるかも。

でも、こんな風に言葉の意味やそれが持つ背景を考えるのは楽しくてたまらない。
他言語には「なぜ?」というルールがたくさん存在する。
その一つ一つに出くわすたびに、ジュワジュワと好奇心が沸いてくる。
そこには、必ず歴史的背景があるはず!
軽くヒストリアンになった気分。
これも悪くない。
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by glbee | 2010-10-15 08:51 |

ことばとゆめとじぶん

他言語を勉強していると、しばしばパラダイムシフトが起こる。
ある日突然、テレビから流れてくる言葉が自分の中で意味を成したり、気がついたら人と何気なくコミュニケーションをとれていたり。

かく言う俺もこれを体験した。
1度目は6年前、アメリカで。


6年前の話をしよう。
6年前、俺は夢を見つけた。

アメリカはワシントン州のウィルトンという田舎町にホームステイした。
当時の俺は中3。
完了形を習ったか習ってないかで、使役動詞はおろか、仮定法、時制など全く知らない。
しかし、俺は英語には自信があったし、意気揚々と出発したのを覚えている。

到着して、初日ファームステイ先に滞在することに。
そこは、老夫婦が経営する農場で、養子をたくさんもらっていた。
みんな俺と同じくらいか、それより下か。
その中に、アレックスというタメの奴がいて、最初から何気なく一緒に行動するようになった。
しかし、最初は奴のいうことが全く分からなかった。

必死で伝えようとするアレックスを前に、俺は辞書を片手に一生懸命理解しようと試みたが、
次第にアレックスの顔がこわばり、困り果てていくのが手に取るように分かった。
こんなことも分からないの。
と言っているように。
俺はショックだった。

2日目、時差のせいで、早朝に起きた俺は外に出た。
アメリカの田舎の朝は、馬鹿にきれいだ。
眼下に林檎畑が広がり、遠くには小高い山々がそびえ立つ。
芝の青さと湖の群青色、そして空の透き通った水色。
その環境を静かに楽しむアレックスがいた。
農場の子供は早起きだ。朝飯までの時間、一人でギターを練習していた。
隣に座り、それを聞きながら、ぽちぽちと話し始める。
最初はgood morningから。
そのうち、アレックスは自分の気分、何が好きで、何をしたいかなんかを話し、
俺も似たようなことを話した。
ちぐはぐで、ぐちゃぐちゃの英語だけど一生懸命伝えた。今度は辞書なんかなしで。
何故か、アレックスの言っていること、言いたいことがすぐに分かった。

その日から、俺は英語を話せるようになった。

もちろん、分からない単語に遭遇したり、テレビをみてて分からないことがあったり
そんなことは当たり前のようにあった。
でも、その都度、その意味を聞き、理解し、学習できた。
英語を教科書や授業からじゃなく、生活から吸収していった。


あのときの高揚はたとえようもない。
それは、自分の可能性が開けた瞬間だ。
世界に驚き、言葉に驚き、自分に驚いた。

そして、留学したいという夢を抱いた。
世界を見たいとか、文化を感じたいとか、違う人間と触れ合いたいとか、
そんな明確なものが理由じゃない。
俺はただ単に、俺がもっと満足して生きていたいだけだ。
たくさんの感動を覚えて、多くの驚きをもらって、自分を誇れる人になりたい。
そう思った。


野望を抱いた14の頃。
6年経て、俺はその第一歩を踏み出しているのだと思う。
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by glbee | 2010-10-13 05:00 |

Henry

「ねえヘンリー、お前すごい痩せてんな。」

「・・・うん」


ってことで、毎日とは言わないまでも、体を鍛えることに。
つか、夜とか暇だから腕立てとかして、時間つぶす。

ヘンリー、すぐへたる

「ほれ、あと10回。」

「っあ゛~」

「がんばったね。しかし、あと20回。」

「っあ゛ぁ~~」


ヘンリーいじめるの、少し楽しい。
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by glbee | 2010-10-08 08:25 |

火事や!

ここ最近ていたらくだったために、心を入れ替えて、図書館で勉強という生活を始めて早3日。

普通に、寮に帰ってきて、お茶漬け食ってる自分に気付く。
「これが三日坊主か。」と鏡を見ながら、納得。
そのまま、シャワーを浴びる。

ふ~すっきりしたぜ~
と息をついたのもつかの間、激しいノック!

「火事だ!逃げろー」
どすの利いたおばさんの声。

やべー!全裸だし・・・
とりあえずTシャツを着て、その場にあったジーパンをはく。あ、パンツも忘れずはいたよ。ちなみに。
その後、階段をひたすら下りながら、「おい!パスポート忘れたぞ!」と軽くパニック。

しかし、どいつもこいつも、悠長に逃げやがる。
・・・本当に火事か?
3階まで降りたところで、寮長がお出迎え、目の前のやつ普通に握手してる。
挨拶してる場合じゃねーだろと思ったが、案の定・・・

寮長 「訓練だよー、訓練。」

訓練だよーじゃねーぞ!
・・・仕方なくそのまま、外に出る。
さみ!
風呂上りとはいえ、Tシャツ一枚はアホだった。
なぜか皆コート着てるし(笑
その辺のやつからタバコをもらい、待つこと10分・・・

ようやく、訓練終了。
はー、疲れた。
と、気を抜いていると、大学の先輩(一緒に留学してる)を発見。
先輩とそのルームメイトのコーリャ。

コーリャ 「シス!」
と右手を上げながら、挨拶してきた。
先輩 「寿司ね。」

「あー」と納得したが、よく分からん。
そんなことよりも、2人の背中にあるバックパックが気になった。

俺「何すかそれ?」
先輩「一番大事なもの。持って逃げようと思った。」

素早い行動に、感動。俺はパスポートさえ持っていない。
しかし、“一番大切なもの”が気になるぜ。
まあ、見なかったけど。
しかし、俺なら何を持っていくだろうかと考えた。

ぱすぽと
PC
財布
カード
コート
携帯

これくらいなものか・・・
すこしわびしい。
なので、スケッチブックを足すことにした。
あとは辞書とチェスボード。Ipodもね。

これだけあれば、楽しく生きていけるぜ!
しかし、生活していく上で大切なものであって、俺にとって大切なものではない。
そう考えたら、俺は別に持ち出すものなんかないという結論に至った。

部屋に戻ってきて、タバコを作りながら、落ち着いて考えてみた。
それは別に、悪いことじゃないと思った。
俺が大切にするものは、物質的何かではない。
それが何だか今はよく分からない。
けれど、そういうのはこれから作っていけばいいじゃないか。
鬼束ちひろが歌っているように「人生は長いのだろう」し。
そして、この1年が、ひとつの宝物になればいいな。
と思った。


しかし、いざって時、11階って結構不利なのね。
階段が長くて長くて疲れたぜ。
まあ、火災訓練とか久しぶりだったから、なんかワクワクして楽しかったけど。
ところで、永谷園のお茶漬けのもと、もうなくなりそうだよ。
誰か送ってくれ。
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by glbee | 2010-10-06 23:52 |


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