わたくし、これから暴れます。in Russia


ロシア留学生の日常
by glbee

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こうくうこんなん。

年の瀬も近くなり、学校も終わり、留学生仲間もどんどん帰国していく。
そんな時期。

ヘンリーも旅行に行って、俺は久々の一人暮らし。
腹が減ったらパスタを作って、眠くなったら寝て、
落ち着いたら本を読んで、気合が沸いたら勉強して、
「世にも奇妙な話」をみまくったり、ビールを飲んだり、
友達と議論したり、バカみたいに笑ったりしてる。

こっちに残ったのは、
今日、両親がモスクワまで俺に会いに遊びに来る予定だったから。
空港まで迎えにいこうと思って、昨日は早めに寝てた。
部屋のタバコのにおいを取るために、窓全開にして寝て。

・・・3時間後、

ツー、ツー、ツー、ツー!

耳障りな機械音でたたき起こされる。
なんだ!?
と思ったが、スカイプの着信だと気がつく。
夜中にいきなり、誰だろう?
と思い、画面を見ると、兄貴!

ぬ?

とにかく出ようと思って、マウスを動かすが、反応しない。
・・・フリーズした(笑

待つこと10分。
ようやく動いたので、なんだと思いメッセージを確認することに。
兄貴が夜中に電話してくるなんて珍しい。
何かあったのかも・・・と少し緊張した。
この間、俺のチャリを勝手に持って行った挙句、盗まれるという失態を犯した兄貴だ。
俺の貯金を全額すったりしてもおかしくはない。
なんだろう・・・?

「えー、おとうちゃんとおかあちゃんなんですが・・・・
モスクワ行きの飛行機が全便欠航となったため、
旅程すべてキャンセルになっちゃた。」

なぬ!?
今日はヒルトンの高級料理をワインで流し込むつもりだったのに!

「ということで、俺(兄貴)のところ(つくば)に寄ることになったから。
じゃあ、まぁまたな~。」

クソウザイなコイツ!
ヒルトンのビーフストロガノフとワインが、つくばの納豆と生ビールになってしまうというのか!
しかもそれは兄貴が享受するという。
なんたるかこの雪辱・・・
・・・無念。

まぁでも、調べてみたら今、空の行き来はパニックしてるらしい。

ニューヨークは大雪で×
ヨーロッパも似たような理由で×
モスクワは雪と停電で×

つか停電ってなんだ?電気使いまくってるけど・・・
よく分からん笑

基本的には、雪が積もっても飛ぶのがロシアの空港であり飛行機である。
20世紀から、その名をとどろかせてきたアエロフロート。
それだけ優秀な航空会社を持ってしてもダメなのだから何か事情があるのだろう。
母親いわく「こんな事は、アエロフロートの人でも始めて。」なんだってさ。
ちなみに、現在はアエロフロートは世界中で年間墜落率トップの航空会社だね。
うん。

まぁ、
正直親には会いたかったし、残念である。が、仕方ない。
むしろそんな状況で飛んでいられる方が気が気でならない。
今日は残念会と称して、親のカードで先輩とうまい飯でも食いに行こう!
と、決め、シャワーを浴びる俺。

・・・ハッ!!

とんでもないことに気がついた。
ヘ、ヘンリー・・・
あいつ、今日モスクワに帰ってきて、明日香港に帰る予定じゃなかったっけ!?
今ノルウェーかどっかにいるはずだ。
電話してみる。

この電話は、電源が入っていないか、圏外のためつながりません。

・・・ドンマイ、ヘンリー。
まぁ、
おかげで部屋で勝手にタバコぷかぷか吸えるし、いっか。笑

問題は、俺が一時帰国する1月22日。
それまでにはなんとか解消してくれ。
つか、停電どうにかしてくれよ。
そう願うばかりである。


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by glbee | 2010-12-29 23:44 |

関係性の壁。

ロシアに来て、まず学ぶのは、挨拶だ。
ロシア人に挨拶するときに、まず必要なのは握手だ。
知ってるやつが向こうからやってきたら、まずがっしり握手する。
その後、
「プリヴェット(よ!)」から始まり
「カク デェラ(調子どう?)」と聞く。
そして、「いつも通り」だとか、「疲れた」とか「今日も寒いよ」とか、
挨拶一つからいろんな会話が始まる。

俺なんか、寝起きはいつも顔面蒼白だから、
「おい、大丈夫か?何があった?ちゃんと飯食ってるか?」とか聞かれて、
挨拶のつもりが人生相談になったりする。

ロシア人は人と関係を持つことに、全く恐れない。
すぐにうちとけ、いっぱいしゃべる。
ロシア人の友達はみんな人懐っこい連中ばかりだ。

そして、これは恋愛にも言える。
ロシア人は誰かと恋愛関係になることを恐れない。
ロシアでは、バーやクラブが出会いの場だが、
そこで意気投合したり、気が合う人間がいれば、
そのままベッドイン。
翌日には、その子が彼女になっている。

し、尻軽!

とか思うかもしれない。
確かに。まぁ否定はしない。
が、俺はこのプロセスはなかなかいいと思う。
というのもロシア人は付き合うという形より、
相手との信頼や絆の関係を大切にするからだ。
とりあえず付き合ってみて、そこから関係を作っていく。
これがロシア式恋。

一方日本式恋はどうだろうか?
まず、メールから始まり、時間をかけ、デートに誘い、
デートを重ねて、ようやく付き合う。
3、4ヶ月で、「冷めた・・・」とか言って、すぐに別れる。
こういうこと多くないだろうか。

日本人は付き合うって事をゴールだと思ってるんだろう。
だから、その後の関係構築は散漫になる。
友達であっても、腹を割って話したり、不安を分かち合ったり
そういうもろもろなしの上辺だけで付き合ってる。
かといって、飯を食うのさえ、一人じゃ嫌で、絶えずつるむ。
友情ごっこ、恋愛ごっこが好きな人間がとても多い気がする。

それでは、まともな人間関係は作れない。
そして、そこの浅い人間になりはてる事間違いなしだ。
それが嫌なら、ロシア人から学ぼう。

腹を割って話し、傷つき、傷つけることを恐れない。
時には喧嘩をして、全力でぶつかる。
自分の殻に閉じこもらないで、相手が思うことをしっかりと考えること。
そうやって構築した関係は、簡単には切れない。
むしろ切れるような関係なら、そんなものはこっちから捨てればいい。
別に失うものなんて最初からないのだから、
そうやって実りのある関係を作っていきたいと俺は思う。

そんなわけで、
昨日は、前に喧嘩したやつと仲良く飲んできた。
だから今朝は頭痛くてしかたがない・・・
アンジェラ・アキに癒されながら寝ることにします。

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by glbee | 2010-12-27 19:10 |

酒の価値

ロシアで生活を始めて3ヶ月半。
早いもので、気付いたらあと3週間で新年を迎える。

前述した通り、11月の半ばからモスクワは寒くなりだし、今は-13度。
例年に比べたら暖かい。俺も-15くらいだと、まだTシャツ1枚に上着でタバコを吸いにいける。
しかし、その油断の結果、風邪をひいてしまった。

よく一人暮らしで風邪をひくと、「死にたくなる」と友達から聞いてはいたが、
異国の地で一人暮らしの俺には、輪をかけて辛いものがあった。

しかし、2週間ほど低迷した精神状態も、日々の態度、行動、環境や獣肉によって改善されていった。
そしてシメはアルコールである。

ロシアではアルコールが幸せを生むと考えられているような風潮があるが、あながち間違いではない。
荒涼とした土地での楽しみといったら、酒かセックスくらいだろう。それは日本でも同じだ。
よく飲みにいくと、金も持ってないのに、バーに繰り出す男たちに遭遇する。
そいつらはどうするかというと、なんとかそこで友達を作って、そいつらの頼む酒を飲むわけである。
金を持たずに、居酒屋へ繰り出し、そこで知り合った人間の金にたかる。
俺ら日本人からすると、なんてずうずうしいやつなんだ!となること間違いなしだ。

しかし、彼らからすると違う。
彼らは酒になら、いくらでも金を出すべきだと考えている。
なぜなら酒によって幸せがもたらせれるからだ。
Happiness = Alcohol > Money
この公式がロシアでは成り立つ。

そしてそこに自尊心など伴わない。
飲むためなら誰に物乞いしてもいいのだろう。
自分がお金を持っていなく、酒を飲むために、他人の金にたかる。
このことは恥でもなんでもない。
しかし、こういう考え方、俺には抵抗がある。
特に酔ってるやつに絡まれた時、これほどウザいことはない。


サンクトに行ったとき、俺はキレてしまった。
毎晩のように飲みに行き、そこで出来ていく知り合い。
やつらは大概金がない。
しかし、3軒、4軒、5軒と平気ではしごしていく。
その都度、俺は金を貸してくれと言われ続けた。
しかし、そこで貸してしまったら最後、返ってはこない。

NOと言い続ける俺を説得しようと、いろんな奴が片っ端から、わけの分からんごたくを並べていった。
しかし俺は貸さない。というかあげない。それは親の金であり、本来俺の生活に当てるためのものだ。
友達でもない酔っ払いを更に酔っ払わせる義理などあるわけがない。

彼らはその態度に業を煮やし、最後に言い放った。
「お前知ってるか?そういうケチなやつのことを何ていうか。
 Jewっていうだよ。ははは(笑。」
これほどひどいジョークはないだろう。
別にユダヤ人だと言われて気に障ったわけではない。
彼らの思慮のなさ、考えの浅深さ、馬鹿さ加減に腹が立ってしょうがなかった。
俺はバーからカフェに逃げて、朝が来るまでそこでじっとしていた。

あとからユージンに聞いたが、
ロシアでは友達たちと連れ添って飲むとき、金を持ってるやつの財布の中身は、その場の共有財産となるらしい。
one's money / every drunker
俺はこれを聞いて、この国に少し失望した。
とんだ共産主義国だ。


それからというもの、あまり酒を飲みにいかなくなった。
風邪をひいたこともあったし、あんまり外に繰り出したい気分でも天気でもなかった。
そんな中、徐々に元気になっていって、ようやく昨日1ヶ月ぶりくらいに、酒を飲んだ。

先輩を誘って、スカイラウンジという超洒落たビルの22階にあるバーに行った。
ビール一杯700円とかの店。でもとにかく静かで夜景がきれいで落ち着く店だ。
二人で飲んで食って12000円くらいかかったけど、最高に楽しかったぜ。

しかし、思うのだが、この国は、酒の価値を正しく見出せていない気がする。
まあ、それは日本の大学生にも言えることかもしれない。
そりゃ俺だって飲むことは楽しいと思うし、好きなことの一つだ。
でも、せめて酒に飲まれないようにしたいものだ。

とりあえず、シメのビールで元気100倍になった。
今日も元気。
寝てるヘンリーはほっといて、昼飯食いにいこ!


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by glbee | 2010-12-12 16:25 |

穏やかな生活

風邪をひいてからというもの、体調、精神的健康ともにすぐれず、
ダラダラと暮らしていた毎日。

このままじゃダメだ!
ということで早寝早起き、3食ちゃんと取って、しっかり勉強する
というありきたりの生活を実践することにした。

いまだに授業では不甲斐なさを感じ、疲れてしまうことも多い。
時にぼーっとしてると、泣きそうになってくることもある。

しかし、そんなわかりやすい生活を始めてからというもの徐々に元気になってきた。
なので久々にブログ更新!


てなわけで、今晩の夕食をレビューするぜ。
今晩の夕食は「鹿肉」。

ユージンがヤロスローバリに行って狩ってきた鹿の肉。
ユージンは、その辺のモンハンオタクと違って、銃がしっかり似合う。

f0238939_3201468.jpg


どさっともらった鹿肉。

ヘンリー「・・・さて、どうしたものか。」
俺「とりあえず、こいつもうすでにめっちゃ出血してるから、食っちゃわね?」

というわけで、早速調理することに。

調理方法は簡単。
とりあえず、ぶった切る。
そして、鍋にぶち込んで野菜と一緒に煮る。
もしくは、フライパンに放り込んでひたすら炒める。

とにかく規格外の量だから、両方やることに。

ヘンリー「OK、じゃあ琢也はとりあえずコイツ切って。」
俺「任されたし。」

・・・10分後。

半分切り終わった。筋肉痛になるぞ、こりゃ。
とにかく硬いのなんの。
伊達に野生じゃないな。

しかし、仮にも「大鹿」という名前を持つ俺、ここで負けたら名が廃る。
がんばって切り終えた。

で、あとはひたすら炒めて、煮て、待つこと20分。
完成!

スープ

f0238939_3214263.jpg

なかなかうまい。
トマトベースなんだけど、これがうまく肉と合ってる。

鹿サイコロステーキ

f0238939_3193152.jpg

見た目は最悪だけど、これもなかなかうまい。
調理すると臭みと硬さがほぐれる。
普通の肉と変わらない。

おしいしくいただきました。

久々にまともな飯を食った。
あぁ・・・、幸せ。
食ったら眠くなりました。

f0238939_3223894.jpg

寝てるヘンリー。笑

穏やかな生活に癒されてる。
明日も頑張れそうだ。


地球のみんな!オラに力を分けてくれ!!
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by glbee | 2010-12-10 03:30 | 生活


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